キミのせい。



優希君は出来るだけ玲奈ちゃんと
距離を置いて…るのかな?

休憩時間私は中庭が見える窓から
下を覗いて深いため息が出る



「あ〜あ優希君また玲奈に引っ張られてる」

「ん〜玲奈がしぶといのか優希君の断り方が優しいのか」



まあ私はふっと笑う
何だか前より気持ちの余裕が出来た


「強くなったね…女は恋をすると強くなる。本当だったね」


「なんか私ひっくるめて優しい優希君の事好きだなって思ったしライバルは手強いけどね」



チャイムがなったし教室に入ろう
優希君と玲奈も教室に向かって走ってきた


優希君は私に気づいて手を振ってくれる
玲奈ちゃんは私を睨みつけながら中に入っていった


ライバル視されてる
でも私は優希君と付き合ってるから
彼女が自信持たなきゃダメだね


私も気合を入れて教室にはいった





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