キミのせい。



お互いに用事がない日は
一緒に帰るのがいつの間にか日課になってて


「由奈〜帰ろう」「もう少し待ってて」


優しく廊下の窓にもたれかかって
私を待ってくれてる優希君は最高にカッコイイ


幸せだなって好きだなって
どんどん積もっていく


「お待たせ〜」って私も自然と笑みがこぼれる
そんな私の頭をぽんぽんと撫でてくれる


ヤバい顔にやけてないかな
今すぐにでも抱きしめたい衝動がくる



門をでたらいつもの様に
優希君は手を繋いでくれる


「今度の日曜日って空いてる?」

「うんっ空いてるよ」


優しい笑顔で良かった〜って
「楽しみにしててね」握る力が
少しだけ強くなってる


このまま時が止まればいいのに大好きだよ






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