キミのせい。



「おっはよ〜」「おっはよ〜」

私も一緒の様に咲に返事をする
ん?と首を傾げたまま

私のほっぺたをムニムニする


「何?その空元気?」

「んー何も無いってなったら嘘になる」



はいどうぞって私に向かって
手をマイク代わりにして
私の口に持っていく



「またまた喧嘩?というかんー難しいな…」


「よしっ今日放課後時間ある?」


私は泣きそうになりながら
うんうんと頷いた


咲にはお見通しだ
心配かけたくなくて嘘ついたってすぐバレる



今日は咲のおかげで
1日乗り越えれたありがとう



階段を下りると優希君が待ってた


「由奈…今日時間ある?」


「えっと……。」


今は顔見たくない。。
私が下を向いて黙ってたら



「ごっめーん優希君。今日は由奈とこれからデートだから!またね〜」


さっいこいこ!と背中を押してくれる
優希君とは目を合わさないまま


「ごめんなさい」と小さく呟いた


私の誕生日まで後3日、、、
私はまだまだ全然ダメ…
優希君が好き。。


でも分かんないどうしたらいいの














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