キミのせい。
体育館で長い長い校長の話を聞く
「さーきっ」ボソボソっと聞こえる
可愛らしい声が隣のクラスの列から聞こえて
思わず顔を向けたら
小さくて綺麗な女の子が居た
俺と目が合ってニコッと笑う彼女に
ドキッとした
一目惚れ、、?
「なあなあ聞いて俺やばいかも」
「あーあの子咲の友達の由奈ちゃんだろ?あの子も可愛いだろう、、ってもしかして?」
俺は頷いた。
名前も可愛い頭ん中でいっぱいいっぱい
剛に紹介してもらって
俺は何とか一緒に帰る約束をして
どんどんデートもして
付き合うまでが急展開で頭ん中が
追いつかなかった
「ねえ〜幸今日は一緒に帰ろ?」
「ごめん!俺彼女できた」
悲しそうな顔する玲奈
玲奈の気持ちは薄々気づいてたのに最低だ
俺も自分なダメなところはわかる
中途半端な優しさでいつも傷つける