拗らせ女子に 王子様の口づけを

熱のせいとはいえ、感情のまま泣き潰した事で以外とスッキリ頭がクリアになって、
最近うじうじ、ぐだぐだ自分で嫌になるくらいしていたことが『そんな事で』と吹っ切れた。


いつまでも答えのでないことを悩むのは無理みたいだ。
結局私は奏ちゃんから離れられないんだから、それでいいか。


「ねぇ、みのり。私やっぱり奏ちゃんが好きみたい」


みのりの作ってくれたおうどんを啜りながら私はいつものように宣言した。


「うん。知ってる。てか、何回も聞いてる」
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