いつもとなりに
いつもとなりに
私の右手をしっかり握っているのは、
蓮見冬太、彼氏だ


今日もいつもと同じ、
夕日が沈むこの道を
冬太と二人で歩いている


「ねぇ、なんでこっち向いてくれないの?

何怒ってるの?」

今日いつもと違うのは、
この冬太がこっちをちっとも見てくれないこと

いつも私の顔を見て、
目を見て話してくれるのに。。
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