ラッキー
破滅
               破滅
  ここで疑問に思うことがあるでしょう。ラッキー君には父親や母親それに親戚はいないの?どうだろうね。彼は今朝朝食を家で食べてから外に出た。だが、ご飯を誰が作ったのは彼以外に知る人物はいない。彼はもてあましている力に自信を感じた。とてつもなく野望かもしれない。彼は誰にも望めない最強かつ邪悪な力を手にしたから。邪悪な力は邪悪な心に彼を導いていく。
 
  彼は人が自分の前に立つと怒りを感じ、その人を一発のパンチで、骨、内臓を含め粉々に粉砕した。コンクリートの建物もどうだってことはない、パンチを何発食らわせば、どんなに頑丈なビルも崩壊していた。
 
  この事態に対し、地球防衛軍長官は報告を受け、緊急事態特別軍召集命令を出した。「今、われわれが住んでいるこの地球上に重大なことが起こっている。一人の人間ビルや道路を破壊し、人までも殺している、だが、一般人には秘密事例だ。この事例は郡の最高幹部だけ情報を共有できるものとする」「ねんのために言っておくが、秘密厳守、外部に漏らした場合は厳罰に処す、では諸君よろしく頼んだぞ。」長官は付け加えた。
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