恋雨前線-大切な君へ-
そんな私なんておかまいなしに、その女子に続いて、みんなが一斉に口を開く。






「うちらあいつに触っちゃったじゃーん(笑)」






「やだ、汚い」






「本当、友達いないんだね。可哀想」







「男好き」







ききたくない。







友達なんていないことも、全部わかってるよ。







私は、どうせ嫌われ者なんでしょ?







「やめてよ!!!!」







たまらなくなって、私は大声で叫んだ。
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