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一瞬は永遠にもなりうる。 目で見たものが全てであり 耳に聴こえたものは幻か。 果たして彼はそこにあるのか 果たして私がそこに求めるものは。 全ては一瞬にして永遠。 全てはやがて泡となり影となり はて、私は何を見たのだろうか? はて、私はそこに何を求めたのだろうか? 何も求めない 何も見ていない ただ、暑い熱い夏の日のこと。 陽炎だけが真実を見ていた。 読後のモヤモヤ感が 癖になり二度三度と 読み返しました。 先ずは一読を、是非。
不思議な読後感を残す短編。 夏の一時を上手く切り取って書いてる感じがして個人的にも好きですね。 短いので後は読んで下さい。