クール上司とエレベーターに閉じ込められて
「悪かったよ。
だけど僕の秘密を知ったんだから他は黙っててね。小便の件だけは僕にするよ。
あー!ワイシャツが小便で濡れたよ。
マミーに怒られるなあ。」
「え!?ワイシャツも実はお母さんにやってもらってるとかなの?」
「だからさあ、僕は会社のアイドル或いはスターでないといけないんだよ。
仲代達矢が八十超えてTwitter始めてるけど、今日は舞台の稽古中に軽く大きい方が漏れましたが、春ですねとかツイートしないだろう?
それに、僕らは高山に動かされてるんだよ。
本当はこんな人間じゃないんだよ。
あいつは、前回の短編でPV取れてないから今回は取ろうとしてるようだけど、こんなので取れるかよ。
僕らは高山の言いなりになっては駄目だよ。
あいつのファン数ばらすとかしようよ。そしたらもう少し綺麗に書いてくれるんじゃないの?
あいつの頭の中は今は、エロい事と筒井康隆の炎上に素人が色々言ってる事が腹立たしいだけだからな。ファン数ばらそうよ。」
「課長ってかこの変態野郎!そういうのは卑怯でしょう。
私達が生きてるのも高山のお陰でしょう?
私は、高山のファン数をばらすより何故そんなに早く帰りたかったかを知りたいですよ。」
「それは、新しい元芸能人がAVデビューして今日握手会が有るんだよ。
そこでDVD買うんだよ。
それに行かないと男が廃るだろう。」
「まだスター・ウォーズローグワンのDVDレンタルが始まるからとかの方がましでしたね。」