クール上司とエレベーターに閉じ込められて
「のりちゃんそりゃ高山の事だろう。
僕の味方をしないで何故あいつの味方をするの?
おっさんだぜ!!
それに最近は、若い女より三十代が良いなあとか言ってて良く考えたら三十代でも自分自身と年齢が随分離れてる事に気付いた奴だよ。
のりちゃん俺を男にしてくれよ。真っ白な灰になりたいんだよ。
最後にグローブを受け取ってくれよ。」
「それは、のりちゃんじゃなくて白木葉子ですから。」
「さっきから聞いてたらいちいち細かいなあ。そんな昭和ネタを誰が読むんだよ。いい加減にしろよ!!生意気なティーバッグ女!!」
課長の目の色が変わって私を壁に強引に押し付けた壁がドンと音を鳴らした。
こういうのは壁ドンではないけどねと思いながらも恐怖を感じた。
課長は、私の首に手をかけると両手で首を締め始めた。
課長は、殺しても僕はスターでアイドルだから何とかなると呪文のように言い続けた。
私は、意識が薄れながらも助けを求めた。