不器用な悪女2
不思議に思いながら電話に出る。





「もしもし、怜?」



『あぁ、俺だ。』



「今日は予定があったんじゃなかったっけ??」



『はやめに終わったから学校に来ている。空き教室の方のたまり場にいるから亜美連れて来てくれ。』



「ふーん、そーゆうことね。わかったよ。すぐ行く」




30秒にも満たない短い電話だった。




仕方ない、拗ねられても困るしすぐ行くか。
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