不器用な悪女2



「、、、私がいくわ」








案の定瑞姫がくることになった。






「じゃあ着いてきて。」





鋭い視線を彼女に向け言い放つ。






歩き出すと星野亜美が俺の隣に来る。






星野亜美が隣にいるところを彼女に見られたくない。






嫌な顔をしているのがバレないように真顔を装う。





こういう時、ポーカーフェイスは便利だ。





瑞姫は俺と星野亜美の後ろを少し間を開けてからついてきた。








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