不器用な悪女2





好きな人が他の人へ向けて愛の言葉を囁くと言うのはとても辛いことだと思う。







でもそれを笑顔で受け止めることの出来る瑞姫はやっぱり強くていい女だ。





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その後俺は瑞姫を家までバイクで送って行った。






「陸さん、送ってくれてありがとうございました。」






家の前で下ろすと笑顔で頭を下げてきた。





「いえいえ。今日は疲れたでしょ?早く休んでね。」





「はい、そうします。」






笑顔で言うと瑞姫も笑顔で返してくれて家に入る。





「...っ!待って!!」








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