嫉妬の行く末





「はーい!」

たったったったっ!!


「今日もダメだったかぁ…」


すぐにモニターをみるが誰もいない。

今までどんなに早く移動しても1度も犯人の姿を捉えたことはない。


ドアを開けると…


「今日は寒色系なのね」


ミニサイズの花束が置いてある。


夫には心配かけたくないし被害と言っても毎日チャイムを押されるのとドアに花束が届くだけなので、私は適当にやり過ごしている。


しかしやはり気味が悪い。
< 9 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop