審神者、始めました
 すると、今剣ちゃんが私の隣にチョコンと座ってきた。よく見ると髪の長さが左右で異なり、片方に翼のような癖が付いている。
 今「主さま。これから、よろしくおねがいしますね」
 歩『うん、よろしくね。さて問題は、二刀(ふたり)の呼び名、か・・・何か、希望は?』
 三「俺は別になんでもいい。それこそ三日月でも、じじいでも」
 今「僕も、なんでもいいですよ」
 えっ、じじいって言ったって、どうみてもお兄さんという感じだけど?
 歩『・・・では、三日月様と今ちゃんで・・・いいですか?』
 今・三「「はーい(うむ、あい分かった)」」






 こ「主様。次の指令に移って頂きますが、その前に巫女装束をお召しになって下さいませ」
 歩『巫女装束って、さっきの?鍛刀はしたから、次は出陣?それとも別の?』
 こ「出陣して貰います。主様も共に戦うのであれば、反対しません」
 私も参戦して良いの?!では私も初陣させて貰いましょう!
 こ「くれぐれも、お怪我はしないで下さいね?」
 歩『はいはい』
 何はともあれ、いざ参らん!

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