審神者、始めました
かつて私が幼い頃に母さんの実家へ遊びに行ったら、母さんの父親、つまりじい様がこの子を弟子にすると言って私達まとめて実家に住まわせた。
加「つまり、主が何の苦もなく術を扱えてるのは、そのじい様のお蔭って事?」
歩『母さんとじい様、素質があるのは良いこと。術と一緒に剣術も教え込まれた』
まぁ、そのお蔭で毎日を退屈に過ごすことは無かったわね。
歩『で、18歳になった弥生の月の中頃に学業を極め寺子屋の先生になるために、母さんの実家を出て独り暮らしを始めて、今に至る』
三「それで、歴史にも精通していたのだな」
今「どうしてですか?」
歩『寺子屋の先生はね、様々な事に精通しないとならなくて。それこそ一般常識から、歴史の風潮、政治や経済に至るまで』
そのせいで、バイトをして家計簿を遣り繰りしながら、大学の学業に明け暮れたけど。
その夜、お風呂に入って部屋で明日はどうしようかと考えていると、三日月様と今ちゃんがやって来た。後ろには清光もいる。
今「主さま。どうしたんですか?」
歩『明日はどうやって過ごそうかなって、考えてた』
三「では鍛刀で仲間を増やし、町で必要な物品を買い求めるというのはどうだ?」
街、あるの?ここ。
加「いいね、行こうよ?万屋」
歩『よし、明日はそれで行こう。鍛刀にするに当たって会いたい刀とか、いる?』
今「僕、小狐丸や岩融にあいたいです」
加「俺は、新選組の刀に会いたいなー」
加「つまり、主が何の苦もなく術を扱えてるのは、そのじい様のお蔭って事?」
歩『母さんとじい様、素質があるのは良いこと。術と一緒に剣術も教え込まれた』
まぁ、そのお蔭で毎日を退屈に過ごすことは無かったわね。
歩『で、18歳になった弥生の月の中頃に学業を極め寺子屋の先生になるために、母さんの実家を出て独り暮らしを始めて、今に至る』
三「それで、歴史にも精通していたのだな」
今「どうしてですか?」
歩『寺子屋の先生はね、様々な事に精通しないとならなくて。それこそ一般常識から、歴史の風潮、政治や経済に至るまで』
そのせいで、バイトをして家計簿を遣り繰りしながら、大学の学業に明け暮れたけど。
その夜、お風呂に入って部屋で明日はどうしようかと考えていると、三日月様と今ちゃんがやって来た。後ろには清光もいる。
今「主さま。どうしたんですか?」
歩『明日はどうやって過ごそうかなって、考えてた』
三「では鍛刀で仲間を増やし、町で必要な物品を買い求めるというのはどうだ?」
街、あるの?ここ。
加「いいね、行こうよ?万屋」
歩『よし、明日はそれで行こう。鍛刀にするに当たって会いたい刀とか、いる?』
今「僕、小狐丸や岩融にあいたいです」
加「俺は、新選組の刀に会いたいなー」