審神者、始めました
 一「主殿、供には誰を?」
  粟田口派の短刀達の兄兼保護者で、かの太閤秀吉を元主に持つ、一期一振が問う。
 歩『この書類によると、大太刀以上はならないとあるから、大太刀・薙刀・槍はお留守番で』
 蛍「えーっ、一緒に行けないの?」
 来派の大太刀、蛍丸がブーイング。
 岩「ガハハハ!留守番、けっこうけっこう!」
 三日月様や今ちゃんと同じような三条派の薙刀、岩融はすぐさま了承し、全員納得。
 明「ほな、どうやって供を選ばれはるんです?」
 こう言ったのは、蛍丸と同じ来派の太刀の明石國行。
 歩『そこでなんだけど、公平を期す為にじゃんけんで決めようかと」
 全「じゃんけん?」
 しまった。皆はじゃんけん知らないだっけね、失敗した。







 じゃんけんのやり方を教え、私のお供に決まったのは・・・・・・
 鯰「やった!お供に着ける!」
 兼「当然だろ?」
 粟田口派の脇差の鯰尾、そして土方歳三を元主に持つ打刀の兼定に決まった。

 
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