甘い誘惑
…な…に…

「嫌ッ」

あたしはそいつを思い切り叩く。

だが、ビクともしない。

…!!!!

「んんッはあ…んッ」

男が舌を入れてきた。

気持ち悪い…

「や…めてって…ッ言ってるでしょ!」

あたしはいい加減キレて、そいつの腹を思い切り蹴飛ばした。

「…って」

男は腹を押さえる。

「はあッ…はあッ」

あり得ない。

何?こいつ。

しかも

あたしのファーストキスを!!

あたしが睨むようにそいつを見ると、余裕そうな顔でこう言ってきた。
< 15 / 72 >

この作品をシェア

pagetop