甘い誘惑
どんな感じなんだろうな?

計算で動く奴ではねえな。

「アホで間抜けな奴だよ」

俺がそういうと慎吾は笑いながら

「あははッ
それって相当のおバカちゃんってこと?
ぷぷッだからさっきあんな嬉しそうだったんだ?」

と言って俺の肩をつついた。

絶対楽しんでるな、こいつ。

「ま、そんな感じ。
じゃ俺部屋戻るから」

「おお。何かあったらすぐ教えろよな!」

━―…

部屋に戻り、ボーッとする。

本当に、楽しくなりそうだな。

そんなことを考えてながら俺は眠りについた。
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