甘い誘惑
「えええ!?
それって完璧デートじゃん!
あんな嫌ってたのによく行く気になったね!」

「あたしはあくまでも遊園地行きたいだけ!」

それ意外何もないし!

そして遊園地で何もないならいいんだけど…。

そんなことを思ってると、突然部屋のドアが開いた。

「なぎいる〜?」

幸也だ。

そこには私服を超着こなした幸也が立っていた。

なぎは幸也を見ると

「幸也!」

と言って立ち上がった。

「そろそろ行こうぜ」

「うん♪」

え?

「なぎどこ行くの?」

あたしがそう言うと

「夜遊び♪
じゃあね水樹♪♪」

と言って出ていってしまった。
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