next stop...
「で美和ちゃんどうしたの?」
「そ...それでサワ先輩の隣によくいる女の人誰かな?って」
「女の人?...ああ!!坂口ね!」
『坂口?』優衣とアタシ声を合わせて聞いた。
「坂口は確か樹のこと好きっぽいケド、樹嫌がってるし」

へえ~そうなんだ。彼女じゃないんだ!
サワ先輩の‘特別‘じゃないんだ。
よ...よかった~

「なんだ...村上サン、ありがとう!!」
「いえいえ...ってか、美和ちゃん電車通でしょ?一人になっちゃうじゃん!」

あ...そうだった。優衣と村上サンはバス通でアタシだけ
一人?

「どうしよう!美和ちゃん一人は危ないよ~暗いし」
優衣...

その時だった

アタシに振り向いたチャンスの天使

「あれッ  翔太?ってか吉川?」

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