next stop...
急いで窓を開けて一番端のロッカーを使う。

「でさ~なんだよ?」
「あ、そか。あのさ~翔太に相談があんだよ。」
「え?まじ?めずらしーじゃん。」
「だろ?で結構時間いりそうでさ。ってか人に聞かれたくないコトで...」
「もしかしてお前...俺のコト..」
「お前バカか!違ぇーよ!坂口が邪魔なんだよ。」
アイツがいると話進まないんだよ~。

「じゃあグラウンドの隅で良くね?」
「だな。」
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今日の体育は何故か男女合同。
100メートルか。

「ではペアを組んで。大体同じ速さの者同士になるように!もちろん同性で!」

先生の一言でペアを探す。
本当は翔太とかこ組みたいけど...

「澤田。」
「あ~いたか河本。」

河本はクラス1足が速い。
俺は...2番。今回は負けないかんな!

「お、澤田・河本。お前らペアか。それじゃあ体慣らしてトップで走ってくれ。」
『はい』

体を慣らし準備をする。
「きゃ~澤田君~」
「河本君頑張って~」
「サワ~!!こうちゃん!」

「コラ~女子!!しっかり見学しろ~!」

こんな調子で授業が進む。
はやく昼休みこ~い!!!
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