next stop...
---ただいま昼休み。

優衣に相談中。

「で、その先輩と気まずいんだね?」
「はい...。」
「う~ん。じゃあさぁ、なんかで繋げとかないと...。」
「繋げる?」

一体何なんだ?繋げるって...。

理解できないって顔のアタシに優衣が言った。

「美和ちゃん頭いい割に硬いねぇ。だからさ、例えばメアドとか。」
「メアドなんて知らないよ~。」
「そこをっ聞くんだって!!」
「なるほど...。」

あ~でもさぁ...メアドて個人情報だよ?
そう簡単に教えてくれないかも...。

「あ、メールだ。」
「へ?」
「翔太君が今日一緒に帰ろうって。」
「い゛~な。」
「へへっ」

嬉しそうに優衣が笑った。
素で嬉しそうなこの顔を見ると本当に和む。

村上サンもきっとこんな優衣に惚れたんでしょう。

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