next stop...
は~...。

アタシってまだ十五だよ?

なのに、こんなに浸ってるとか...

ホント、恋には負けるよ。

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「美和ちゃんっ!」
「ははは...はいっ!」
突然アタシとは正反対のテンションな優衣に呼ばれた。
イキナリ大声を出されて、アタシも声が高くなっちゃった。

「ははは、ビックリしたでしょ~?」
「う、うるさいよ。」

優衣に図星を突かれて恥ずかしくなった。

「あのねあのね...翔太くんがね?」
「村上さんが?」

ああ、なんか目が輝いてるよ優衣。
きっと良いことなんだろうなあ~

「翔太くん、今日迎えに来てくれるって~♪」
「うっそ!!」
「へへへ、嬉しい。」
「愛されてるねぇ...。」

やっぱ、羨ましいよ。
優衣。

アタシもいつか、いつかでいいからさ、

そんな風にサワ先輩に

想われたいな。

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