【短ホラー】ウミちゃん
「おはよう!」
朝、学校へ行く道でお友だちのユカちゃんが髪飾りをきらきら光らせながら、ソラの方にかけてきた。
「おはよう!ユカちゃん、可愛い髪ゴムだね」
「うん、ありがとう!……ケンタくんにもらったの」
ケンタくんはユカちゃんの好きな男の子だ。
ユカちゃんは恥ずかしそうに笑った。
「よかったね!」
「うん……あの、そのうさぎのシールも可愛いね!!」
口をモゴモゴさせていたユカちゃんは、誤魔化すように明るく言った。
「ありがとう!ウミちゃんにもらったんだよ!」
「え、ウミちゃん……」
ソラが言うとユカちゃんは、急に困った顔をして、近くの友達のところに走っていってしまった。
朝、学校へ行く道でお友だちのユカちゃんが髪飾りをきらきら光らせながら、ソラの方にかけてきた。
「おはよう!ユカちゃん、可愛い髪ゴムだね」
「うん、ありがとう!……ケンタくんにもらったの」
ケンタくんはユカちゃんの好きな男の子だ。
ユカちゃんは恥ずかしそうに笑った。
「よかったね!」
「うん……あの、そのうさぎのシールも可愛いね!!」
口をモゴモゴさせていたユカちゃんは、誤魔化すように明るく言った。
「ありがとう!ウミちゃんにもらったんだよ!」
「え、ウミちゃん……」
ソラが言うとユカちゃんは、急に困った顔をして、近くの友達のところに走っていってしまった。