学園の王子様はニセ王子!?


私は一人で夕方の道を歩いて帰っていた

彼の言った言葉を思い出しながら


〈 お前もどうせ俺のこと好きになるよ 〉


は、ははは。
あの人は何様なのだろう。
どうせ俺のこと好きになるよって、どっからそんな自信が…。……顔か。
まああれだけ女子に騒がれてたらそうだよな


確かにかっこいいけど。
私は蓮の顔を思い出した

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