空の向こう
ピピピッピピピッピピ・・・
可愛らしいひよこの目覚まし時計が鳴る。
「ん゙~ッ・・・もう7時~・・?」
私、桜田柊16歳はまだ寝ぼけつつも、
目覚ましを必死に止めようと腕を伸ばす。
ドンッ!!!
大きな音が家中に響いた。
「ゲフッ・・・」
何ともいえない声を出した私・・・。
目覚ましを止めたのはいいけど、止めた瞬間
ベッどから落ちた―。
「い゙ったぁ~ぃ・・・もう・・」
最悪!
本当に今日絶対
良いことない!!!
もぉ~・・・腰痛いっての!
少しベッドを叩いて制服に着替え、家出た。