空の向こう


ピピピッピピピッピピ・・・


可愛らしいひよこの目覚まし時計が鳴る。

「ん゙~ッ・・・もう7時~・・?」

私、桜田柊16歳はまだ寝ぼけつつも、

目覚ましを必死に止めようと腕を伸ばす。




ドンッ!!!


大きな音が家中に響いた。

「ゲフッ・・・」

何ともいえない声を出した私・・・。

目覚ましを止めたのはいいけど、止めた瞬間

ベッどから落ちた―。

「い゙ったぁ~ぃ・・・もう・・」


最悪!
本当に今日絶対
良いことない!!!
もぉ~・・・腰痛いっての!

少しベッドを叩いて制服に着替え、家出た。

< 2 / 11 >

この作品をシェア

pagetop