空の向こう
腰に手を当てながら登校する私。
まるで老人・・・いや、お婆さんみたい・・・
まじで痛い~
何とかバス停まで歩いた。
「嘘・・・」
思わず漏れてしまった声
私の目の前に写る光景
バスの中満員!!!
どうすんのよぉ~汗
やっぱ良いことない~;
と思ってたら、窓側席が空いてた♪
ラッキ~☆
そこまで歩いて座った。
しかも窓側だし!最高の席じゃん!
座って一息ついた。そしたら横に誰か
座った。チラッと横目で見てみた。
かなり顔は整っていて格好良いし髪サラサラ!
しかも同じ学校の制服。
ボケーッと見ていた。
「何見てんだよ」
「な゙ッ・・・!みっ見てません」
とっさに言い返した。顔がいっきに赤くなる。
「嘘つけ。こんなアホ面して見てたぞ」
笑った・・・。
めっちゃ格好良いんですけど!?
この笑顔ずっと頭に焼きついて消えない。
「あっアホ面って何よ!そんな顔じゃないもん!」
「うっせぇなぁ~アホ面」
「何回も何回も!私はアホ面じゃなくて桜田柊なの!このハゲ!!」
私はムキになって言い返した。
「なにッ!?俺はハゲじゃねぇよ!斎藤修だよ!」
「「え・・・?」」
二人の声がハモった。