空の向こう
「あ・・・」
床に転がった一つのうさぎのキーホルダー。
修…。
修が拾ってくれたんだよね。
このとき私はこのキーホルダー落として
修に拾ってもらってなかったらきっと
私達そこでもう終わってたと思う。
ありがとう―
直接言えないけど…
机の引き出しから小さなピンクの箱を出した。
~何かこれから幸せなことおこりますように~
そう祈って私は大事にピンクの箱に入れた。
「そうだ!メールは一体誰から来たんだろう?」
ふと思い出し、私は携帯をカバンから出し受信BoXを開いた。