No.1の極道兄妹達!
上座には着物姿のママとパパがいた
「おめでとう
座れ2人共」
私と蓮音はパパ達の目の前に座った
すると
「本当はこんな事言いたくないんだが…
俺からじゃなく、連合からだと思って聞け。
蓮音も梨桜も…見合いをするか、高校で相手を見つけるか
もし高校で見つからなかったら、連合が決めた相手と結婚しろ
だそうだ」
そんなっ!
パパもママも辛そうだった
お見合いとかしたくない!
「まぁ、連合と言ってもうちがトップだから好きにさせんがな
だが、梨桜お前はこの家に残るか嫁に出るか…」
私は…
この家出るの?
ポロ
考えると涙が出てきた
「梨桜」
優しく呼ぶパパ
「無理に今決める必要はない
お前の人生だ。お前が決めろ
その事を言えと前からうるさい奴が何人かいるんだ。連中は本気でそう考えてる。
まぁ、俺がこの座にいるのが気に食わないんだろう
蓮音、梨桜
高校で相手を必ず見つけるんだ
いいな」
私は声が出なくて頷いた
「親父もそう言われたからって言うなよ…」
「まぁ
お前達2人共他に興味が無さそうだからな
高校は青嵐学園に行ってもらう」
えぇぇぇ!!!!????
『パパ!最初からそれを言うつもりで言ったでしょ!!』
パパの横ではさっきまで辛そうな顔をしていたママが