No.1の極道兄妹達!


「笹原組長、突然お邪魔して申し訳ありませんでした。」

蓮音が笹原組長に頭を下げた

すると

組長の纏うオーラが

少し柔らかくなった

「こちらこそ申し訳ない…

唯さん、本当にすまなかった
謝って済ませる事ではないと、分かっている。
本当にすまなかった…」

深々と頭を下げる組長に

皆があたふたした

『頭を上げて下さい。
私達は唯が無事ならそれで構いません。大きな争いに繋がらなかっただけで私達は充分です。』

唯を見ると

安心したのか

涼太さんの腕の中で

寝息を立てている

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