名のない手紙


すると、澪は突如ポケットに手を突っ込んで


「すみ....れ...、これ...

清と...あの、人に...渡して....

それ、と....こっ、ちは....しょ..う....から...」


そう言って力尽きた澪を抱き締めすみれは泣き続けた

しばらくしてすみれが戻ってこないのを心配したさくらが迎えに来た


「さくら...」

「すみれ、帰りましょう。」


そうして、澪を埋めて二人は帰った


数日後ーーー

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