出会い系で出会った男たち 2
わたしはマンガを持ってきてマッサージをしてました。

お願い、ユウキ近くにこないで。

マッサージしながら緩んでる顔見られたくない!!


ユウキはそのことが通じたのか遠くに座ってました。

ま、わたしを避けたのかもな。って思ったりもしましたけどマッサージをしばらくしてたらわたし寝てたんです。

確か仕事がずっと忙しくて睡眠が少なかったのであまりの極上のくつろぎに睡魔が襲ってきちゃいましてね。

目が覚めたらわたしの胸から下に毛布がかけてありました。

横にユウキがいました。

あれ?と思うと


「寝てる女の子1人にしておくと危ないかもって思って移動してきた。」

というじゃないですか。

ありがたいけどあなた…わたしの思いっきり口あけてた寝顔見てたのね。

もう死にたい。

そう思いながらもちゃんと御礼言いました。


『気つかわせてごめん。ありがとう。』

って。


それからわたしたちもマッサージを出てダーツしたりして楽しみました。

話せばユウキは普通の人で仕事のこととかテレビのこととか話したりして番号を交換しちゃいました。
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