出会い系で出会った男たち ２

「ジャイコとかドラミちゃんならわかるけど…」


『ドラえもんの映画とか見たことないと～？？それって人間のクズに入ると思うよ。もうコウイチはナポギストラーだね！！』


「は？なんそれ。」


『はいはい、まじありえない。ブリキのラビリンスしらないとかありえない。』


「…エリカって外見に似合わずオタクなんだね…。」


『え？そんな褒められても♪あ、ちなみにコウイチはナポギストラーは外見も似てるよ(･∀･)』


「へぇ…今度見てみようかな…。」


いい歳してドラえもんの映画借りるこの男の姿を想像しただけで笑えます。

ゴハンもいけそうです。


『ごめん、今日はドラえもんについてめっちゃ語りたい気分(･∀･)語っていい？？』


「まじで？？いつもそんな会話してるの？？」


『当たり前じゃん！！わたしはドラえもんを語り出したら１日じゃ足りないからね！！わたしはドラえもんのシリーズで名作と思うのはキー坊だね！！あれは泣ける！！おばあちゃんの思い出のやつもヤバいけど～♪』


「…全然わからん。」


『ありえない。もしかしてポケモンもわからないとか言わないよね？』


「…ピカチュウとか…」


『はい、でましたニワカ～！！』


なんかオタクになりきってたわたし。

不思議キモキャラじゃなく、オタクキャラです。

まじ思い出すだけで本気で痛い。