出会い系で出会った男たち 2
車に戻り、タツキにすぐ電話をかけました。
「もしもし?プププ…」
まだ笑ってるコイツに
『着替えるけん迎えきてください。心が折れるという気持ちがわかった気がします。』
「お前、それ使い道違うくねぇ??」
『いいけん!!一刻も早く着替えたいです。』
「はいはい、わかった。家のとこで待ってるけん。」
ということで車を飛ばしてわが家へ帰り、ヒョウの数々を脱ぎ捨てました。
レッグウォーマーだけは着たままでいつものような格好に。
そしてもう到着していたタツキの元へ行きました。
「お前…まじすごい注目浴びとったね。」
もう完全にバカにした感じで言うタツキ。
この前コイツは車の中だけであって全然人目なんて浴びてなくて…
ずるい。
『自分で思いついたけど二度としたくない…。つーかよく考えたら純粋に出会いを求めてた2人に悪いことしたよね。』
「お前の口からそんな言葉が出るとは…」
『おい、わたしをどんだけ悪魔と思ってたんだよ。』
こんな会話をしてたときでした。
携帯が鳴りました。
開いてみるとそこには”ツバサ”の文字。
オーマイゴーット。
なぜメールを送る!!