出会い系で出会った男たち 2
『キキ、どうする?キキが一緒飲みたいなら別にわたしいいけど。』


友達は優しいんです。

わたしの友達ならって思ったらしいです。

気まずい関係と知らずにこんな台詞を言ったんです。

わたしはこの子優しいなと思わずに、このとき


お前も黙れ!!

と思いました。


こんなことを友達が言うもんだから調子にのったリュウの友達とリュウが


「ほら、友達いいってよ(・∀・)行こうよ!!」


「久々に一緒飲もう(・∀・)」


と言うじゃないですか…。

お前ら…ありえない…。

今ここで断ったらわたしが空気読めない子になるよ。


しょうがなく、わたしは渋々了承しました。

そしてその場から1番近い、地下にある個室居酒屋へ行きました。



一気に疲れた。

この3分で疲れが増した。

わたしの表情がおかしかったからなのか、友達が


『もしかしてわたしの発言ヤバかった系?』

と言ってきました。


思いっきり頷いてやりました。
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