出会い系で出会った男たち 2
それから2ヶ月程メールを続けました。

相変わらず個人情報はなしです。

写メ交換の”しゃ”の字すら出てこないです(・∀・)

山田さんはわたしに興味がなく、鳴らない携帯を鳴らしたいだけなんだろうと思いました。

わたしも山田さんのメールは別に苦にならないし、返せないときにスルーしてても山田さんは何事もなかったかのように次の日にメールを入れてくるので楽でした。


そんなわたしたちに変化があったのはその2ヶ月程したときでした。

山田さんがいきなりビックリすることを言ったんです。


【鳥谷さん、僕と付き合ってください。】


いきなりです!!

前兆なしです!!

驚きました!!!

この山田さんにいったい何があったんだ??

つーかわたしの何を知って、何がよかったんだ??

疑問です。



《山田さん、わたしの何がよくていきなりそんなことを?》

まるで出来る女のように聞くわたし。

実際はテキトーすぎるちゃらんぽらんですたい(・∀・)



【鳥谷さんは素敵な人です。僕のパートナーにぜひなってほしいと思ったんです。】


そ、そ、そ、そんなこと言われても…

しかもドラゴンボールの会話で始まって、テレビの会話をする女のどこが素敵なのかまじ謎だし…。


《山田さんは知らないんです。わたしは最低の女ですよ。》


本当のこと言ってやりました(・∀・)


【いえ、鳥谷さんは素敵な人です。】


やべぇ、なんか錯覚に陥ってる、この人。

どうしよう、目覚ましてやらんといかん。




ということで段取りました(・∀・)


そうです、会うことにしたんです♪

わたし、チャレンジャー♪
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