出会い系で出会った男たち 2
海についても寒いから外に出る気がおきないわたし。

わがままにも程がある。


「外出る?」


「ううん、いい♪」


この女、まじ何がしたいんや…

ガソリン無駄だろ。


きっと彼は思ったでしょうね。

ま、今ほどガソリンは高くなかったですが。



それからシュンスケはお腹すいたと言うのでどこかいくことに。


「ラブホで注文するとかどう?」

とダイレクトに言うじゃありませんか。

タイプじゃない男とはしません♪

でもここは遠い地。

断って置いてかれたら大変。

あのトラウマが…

でもしたくない、こいつとは。


「食べるだけならいいけど、エッチは初めて会った人とか、付き合ってない人とわたし出来なくて…。それで終わりになったら嫌だもん。」


悲しそうな顔で言いました。

あなたとはあの場所でこの車から降りたら終わりなんですけどね♪


「これで終わりにはしないけど、それなら普通に食べ行こうか。嫌なことはしないから。」

というシュンスケ。

あら、意外にすぐ引き下がってくれたのね。

助かりました。
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