出会い系で出会った男たち 2
「そっか。」


『ねぇ、いつから付き合ってるって思ってたの??』


これが1番の疑問でした。


「いつだろう。ホテルとかよく行き出したときとか。誕生日のときもプレゼントくれたし、キキも受け取ってくれたし。」


『あげたのって…安物じゃん。』


わたしがあげたもの、一緒に買い物行って欲しいと言った靴紐。

1000円(・∀・)

わたしがもらったもの、一緒に買い物行って欲しいと言った服。

10000円(・∀・)

10倍ですがな…

遠慮したけどくれたんですよ。

働いてるからそれくらいって言って。


「気持ちの問題じゃない??」


そんなこと言われても(・∀・)


『そっか…。なんか悪いことしちゃったね。ほんとごめんね。』


「じゃもう帰るね。」


『うん。』


「なんかあったら連絡して?俺行くし。」


『フラれたときとかでも??』


笑いながら言うわたし。


「そんときはすぐね!」


笑いながら言うシノブ。


そうして電話を切りました。

それから数ヶ月後、タイチの転勤とともに別れましたが、シノブとは二度と連絡をとることはありませんでした。

今考えると相当悪いことしたなぁ…。


【シノブ END】
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