出会い系で出会った男たち 2
そんな話をしてるとユキの携帯からけたたましいロックの音楽が。

うるせーよ、小さくしろよと心の中でツッコミを入れてました。

この頃わたしは23歳、ユキ22歳。

ユウキは25歳で友達も同じ年らしい。


『ユウキ着いたって。入り口いるらしいから行こっ!!』

ユキは颯爽と車を降りました。

わたしはモタモタしながら降りました。

めんどくせぇ…どうせ悪用だろ??

なに期待してんだこのアホ。

ユキをそんな風に見ながら。

サイテーですたい(・∀・)


近くがあいてなかったので遠くのとこに停めてたわたしたちが歩くこと3分。

入り口付近に到着。

ユキの目線もわたしの目線も入り口にいるメンズを見てました。


…悪用じゃ…ない…。

マッサージ機…

マンガ…

マッサージ…

居眠り…


わたしの思惑は見事に崩れ落ちました。

イケメンがいたんです。

こんなときイケメンはいらんとです。

違うときにきてほしかったです。
< 96 / 245 >

この作品をシェア

pagetop