スイッチ




バタン、、、




自分の部屋に帰った途端、すごい脱力感が襲ってきて、制服のままベットに倒れこむ




正直、今まで女子に何度か告白されたことはある



いつも野球以上に恋愛に惹かれる要素がなくて、断っていたから彼女はいたことはないけど



告白を断った後、なんとも言えない申し訳なさが襲っていたが、今日のはまたその時の気持ちとは別のものだった



なんだかムズムズして、くすぐったい感じ



だけどなんだか不思議な不安感もあって、、、、



あんな宇美、初めて見たからかな



今頃あいつ、どうしてるんだろ



今の俺みたいにソワソワしてるんかな



ふと、またそっと左頬に触れる、、、



バカ宇美、、、



こんなんじゃ、お前の本当に言いたいこと分からないんだけど



幼馴染が長すぎて、信じられないんだけど



明日、どんな顔で会おうか、、、、




頭を悩ませながらも部活で疲れた体は睡魔を主張し、俺はそのまま眠りについてしまったーーー


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