声にできない“アイシテル”
―――分かってもらえなかった・・・。
私はがっくりと肩を落とした。
―――ずっとこのままなのかなぁ。
ジワッと涙が浮かぶ。
怖いし、寒いし、お腹空いたし。
どうしたらいいのか分からない。
―――誰か助けて。
誰か、誰か・・・。
ここでアキ君の顔が浮かんだ。
―――彼ならわかってくれるかも!!
急いで番号をプッシュする。
でも、番号を押す手を途中で止めた。
時間は7時少し前。
もしかしたら勉強してる最中かもしれない。
―――受験勉強の邪魔は出来ないよね。
受話器をフックに戻した。
私はがっくりと肩を落とした。
―――ずっとこのままなのかなぁ。
ジワッと涙が浮かぶ。
怖いし、寒いし、お腹空いたし。
どうしたらいいのか分からない。
―――誰か助けて。
誰か、誰か・・・。
ここでアキ君の顔が浮かんだ。
―――彼ならわかってくれるかも!!
急いで番号をプッシュする。
でも、番号を押す手を途中で止めた。
時間は7時少し前。
もしかしたら勉強してる最中かもしれない。
―――受験勉強の邪魔は出来ないよね。
受話器をフックに戻した。