声にできない“アイシテル”
昼休みに入って真っ先にすること。
それはメールのチェック。
チカからいつも何かしら送られてきているから。
「今日はなんて書いてあるかなぁ」
ウキウキと携帯を開く。
『新しい靴を買ったよ。
今度、この靴でデートしたいな』
写真つきのメールが届いていた。
早速返信。
【チカに似合いそうだね。
休みの日は水族館でも行こうか?】
「送信っと」
そこに携帯で話をしながら、先輩が休憩室に入ってきた。
「仕事が終わったら電話する。
ん、じゃあ」
嬉しそうな声。
「お疲れ様です。
ずいぶん楽しそうでしたが、電話のお相手は彼女さんですか?」
「ああ、まぁな。
そういうお前だって毎日ニコニコしてメール送ってるじゃないか」
「え、あ、はい」
自分はそんなに顔に出ているだろうか。
ちょっと照れくさくなる。
この日はこんな軽いやり取りで先輩との話を終えた。
それはメールのチェック。
チカからいつも何かしら送られてきているから。
「今日はなんて書いてあるかなぁ」
ウキウキと携帯を開く。
『新しい靴を買ったよ。
今度、この靴でデートしたいな』
写真つきのメールが届いていた。
早速返信。
【チカに似合いそうだね。
休みの日は水族館でも行こうか?】
「送信っと」
そこに携帯で話をしながら、先輩が休憩室に入ってきた。
「仕事が終わったら電話する。
ん、じゃあ」
嬉しそうな声。
「お疲れ様です。
ずいぶん楽しそうでしたが、電話のお相手は彼女さんですか?」
「ああ、まぁな。
そういうお前だって毎日ニコニコしてメール送ってるじゃないか」
「え、あ、はい」
自分はそんなに顔に出ているだろうか。
ちょっと照れくさくなる。
この日はこんな軽いやり取りで先輩との話を終えた。