声にできない“アイシテル”
―――“もう会いません”ってどういうことだよ!?
あまりの衝撃に、パニックになることも出来ない。
手紙を持って、ただ立ち尽くす。
「晃、しっかりしろ」
叔父さんに肩をたたかれ、ハッと我に返る。
「ねぇ、チカちゃんは何を送ってきたの?」
叔母さんに促され、震える手で1つの包みを取り出す。
包装紙から出てきたのはマグカップ。
これは俺がチカの部屋で使っていたもの。
「な・・・んで・・・?」
次々と出てくるものは、すべて彼女の部屋に置いていた俺の私物。
―――どうして送りつけてきたんだ?
テーブルの上に広げた俺のパジャマや箸を見て、言葉が出ない。
「どうやら、チカさんはお前と手を切りたいらしいな」
叔父さんがゆったりとソファに腰掛けながら言った。
「ま、まさかっ!
そんなはずないよ。
こんな時にタチの悪い冗談、言わないでくれ!!」
―――そんなの、あるはずない!!
俺は叔父さんをにらみつけた。
あまりの衝撃に、パニックになることも出来ない。
手紙を持って、ただ立ち尽くす。
「晃、しっかりしろ」
叔父さんに肩をたたかれ、ハッと我に返る。
「ねぇ、チカちゃんは何を送ってきたの?」
叔母さんに促され、震える手で1つの包みを取り出す。
包装紙から出てきたのはマグカップ。
これは俺がチカの部屋で使っていたもの。
「な・・・んで・・・?」
次々と出てくるものは、すべて彼女の部屋に置いていた俺の私物。
―――どうして送りつけてきたんだ?
テーブルの上に広げた俺のパジャマや箸を見て、言葉が出ない。
「どうやら、チカさんはお前と手を切りたいらしいな」
叔父さんがゆったりとソファに腰掛けながら言った。
「ま、まさかっ!
そんなはずないよ。
こんな時にタチの悪い冗談、言わないでくれ!!」
―――そんなの、あるはずない!!
俺は叔父さんをにらみつけた。