声にできない“アイシテル”
 私はこの先、あとどのくらい彼に『愛してる』と告げるのだろうか。


 言葉にした『愛してる』も。

 仕草に込めた“アイシテル”も。


 全部アキ君に伝わる事を、強く、強く願う。



 アキ君は腕を伸ばし、私の頬に優しく触れながら囁く。

「俺も愛してるよ、チカ」



『愛してる』

“アイシテル”



 あなたを  一生  愛し続けます



    ~END~

 





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