いざ、2次元の世界へ
「は? え?」
訳も分からず、ただ驚きの声をあげることしか出来ない。
一体、何が起こっているのだろう。
目に映るもの全てが、漫画と同じように再現されている。
これは夢なのか、夢なのだろうか。
私は無理にでも夢だと思うようにした。
なぜなら、こんな非科学的なもの、この世に存在するはずがないのだから。
信じない、信じられない。
何より、信じたくがなかった。
目の前にあるのは、確かにウィーユーの世界。