CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
キリトが、奪ったバタフライナイフをシュウに差し向ける。


「今やめるなら、何も聞かない……」


シュウがチッと舌打ちをする。

「おまえらも……」と、キリトがカイたちに目を向ける。


「……これ以上何かすれば、警察沙汰にもするが、いいのか…」

「…それは、困るかも…」

と、カイが言う。


「……シュウ、そろそろ潮時なんじゃない? ……こっちは、この辺で抜けさせてもらうから……」

エンジュが言って、2人が逃げるように廃屋から出て行った。

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