CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
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「キリト……」
名前を呼んだけれど、その後になんて続けていいのかわからなかった。
「アヤ…ごめん。これからまだ仕事があって、電話…またするから」
「うん…がんばってね…」
「ああ、じゃあ、また…」
電話は、切れたーー。
彼への思いが、どうしようもなく募っていた。
会う度に好きになる気持ちが止められなくて、このままではいけないようにすら思えた……。
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