CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
「アヤ……俺のことが、嫌いになったのかよ…?」
言うキリトに、首を横に振る。
「だったら、なんで……」
答えることができずにいると、
「言ってくれよ…アヤ…こんな風に、何もわからないままなのは、嫌だ…」
キリトが唇を寄せて、そっと口づけてきた。
「俺は、こんなにも……おまえのことが、好きなのに……」
瞳に涙を溜めて言うキリトが、たまらなく愛おしく思えた。